エクアドルとIT
先日、約半年間のエクアドルでの滞在を終えました。日本人にはあまり馴染みのない国かと思うので、現地の様子とIT事情について少し紹介したいと思います。
エクアドルは南米の赤道直下にある国です。赤道というと暑そうなイメージがありますが、首都のキトは南北に伸びるアンデス山脈と重なっているため、標高が2850mもあり、一年を通して涼しく感じる気候です。
一方、低地の方は暑い気候で、西側の太平洋に面するエリアにはエクアドル最大の都市と言われているグアヤキルがあり、東側にはアマゾンのジャングルが広がっています。また、アシカやリクガメなどの動物で有名なガラパゴス諸島もエクアドルにあります。
エクアドルの食事は日本と同じく、お米がよく食べられていました。日本の品種とはやはり少し違いますが、調理方法もまた違っており、塩と油を入れて炊くのでピラフのようなパラパラとした食感のご飯でした。
また、日本でもよくエクアドル産のバナナが売られているように、現地でもバナナはよく食べられていました。種類も豊富で、甘くなく、煮込んでご飯のおかずとして食べる品種などもありました。
ITに関して、私がエクアドル滞在中に感じたことは、銀行の口座アプリが広く普及していることです。スマートフォンを使っての送金やATMでのお金の引き出しなどが簡単にできるため、都市部に住む人の大多数がサービスを利用しているように見えました。
また、タクシーアプリがよく使われていたり、公共の無料Wi-Fiがあるなど、IT環境は私の想像以上に整備されている印象を受けました。
今後もエクアドルのIT事情がどのように変わっていくか注目したいと思います。