ウガンダとIT

ウガンダ上空の写真

先日、ウガンダに出張に行ってきました。

元セネガル隊員の私にとってアフリカ2ヵ国目、初めての東アフリカ、ワクワクドキドキで降り立ちましたが、第一印象は「何て緑が豊かな国なんだろう。」でした。


ウガンダはタンザニアの北に位置している内陸国であり、首都はカンパラです。サハラ砂漠の南端にあり、半砂漠地帯のセネガルとは地形や気候が異なり1年を通して比較的過ごしやすい気温のようです。

そんなウガンダの情報をIT、文化の2つの観点からお届けしたいと思います。

ウガンダの通信事情

現地で使用している携帯電話とWifiルーター

以前、元タンザニア隊員が通信会社について紹介していましたが、ウガンダでもAirtelは多くの人に利用されており、AirtelとMTNがウガンダ国内の大手通信会社のようです。

他のアフリカ諸国と同様に、ウガンダでもスマートフォンの普及率は高く、電話用の携帯電話とスマートフォンを2台持ちしている人も多く見られました。

首都カンパラのオフィスや大型ショッピングセンターや富裕層向けのお店は無料でWi-fiを提供している所もありますが、一般家庭へのWi-fiの普及はまだまだこれからのようです。

首都カンパラで利用できるフードデリバリーサービス

私が驚いたのは、ウガンダの首都カンパラではフードデリバリーサービスや、配車サービスのUberなどが普及しているということでした。

日本でも使い慣れていないのでビビッてしまい今回は利用しませんでしたが、次回は是非使ってみようと思います。

ウガンダの食文化

ウガンダの主食は、マトケ(甘くないバナナ)やポショ(トウモロコシの粉を練って作る)、ジャガイモなどのイモ・穀類で、主食+野菜やお肉魚にソースをかけて食べるワンプレートが定番のようです。

味付けは何味と表現すれば良いのか分かりませんが、素材の味を生かした素朴な味、と言っておきましょう。セネガルのような辛い料理はほとんどありません。

ウガンダは約85%がキリスト教、15%がイスラム教とのことなので、豚、鶏、牛、羊、ヤギなど色んな種類の肉が売られていました。

また、パイナップルやマンゴー、バナナ、スイカ、パッションフルーツなどといった果物も多く国内で生産されているようです。久しぶりに食べるマンゴー、最高に美味しかった・・

首都カンパラの様子

首都カンパラは各国の支援により、国道は綺麗に整備され空港までの高速道路も開通しています。

また、大型のショッピングモールがいくつもある事には驚きました。

週末には多くの人で賑わっている。

あるショッピングモールには映画館もあって、日本とはもちろん上映ラインナップは違いましたが1日に6作品ほど上映されているようです。DOLBYで観られる作品もあり、ポップコーンなどのスナックも売っていて、快適に映画が観られそうです。

映画館入口の様子

首都カンパラに関して言えば、生活に必要不可欠なものは何でも手に入りますし、ある程度の娯楽も楽しむことができます。

しかし首都カンパラの裏道を一本入れば、舗装されていない道路もありますしインフラ整備も整っていない場所も多いのが現実です。田舎に行けば未電化の地域もまだまだたくさんあります。

今後、ウガンダがどのように変わっていくのか楽しみでありつつ、各民族が持つ豊かな文化や伝統は引き継がれていって欲しいなぁ、と外国人の私は思うのでした。。

これまでの2度のウガンダの渡航で、ウガンダ人の穏やかさと少しシャイで可愛らしい人柄にすっかり惹かれています。

今後もまたTOKYO+を通じてウガンダ情報をお届けしていければと思いますので、お楽しみに!