ノーコードデータベースツール「Airtable」がいい感じ

Excelにデータをまとめているけれど、データベースとして使っていくには限界がある。
データ同士の関連付けをしたりできれば、嬉しい。

そんな背景から、先日手軽に使えるデータベースツールを検討する機会がありました。

いままでノーコードツールにはほとんど触れてこなかった筆者でしたが、やってみるといい感じですね。

Airtable

今回触ってみたのはAirtableというツールです。インストール不要、サインアップしてWEB上で利用できます。

Airtable公式ページ

難しい操作なしでポチポチやっていくだけで、テーブルがどんどん作成できます。

「Participant」というテーブルを作ってみた

Excelからインポート、CSVにエクスポートなども可能。

データ登録フォーム

おーすごい、と思った1個目です。

Airtable上で作ったテーブルに紐づけて、フォームを作成できます。フォームにはテーブルのフィールド(Name、Birth_dateなど)が埋め込まれており、このフォームに回答すると、自動でデータがテーブルに登録されます。

フォームが簡単に作れる

このフォームはURLをシェアすることができ、Airtableアカウントを持っていなくても回答できます。管理者以外でも簡単にデータ登録できるということですね。

有料プランではフォームの見た目も変更できるようです。

メール連携

おーすごい、と思った2個目です。

AirtableにはAutomation機能があり、トリガーとアクションを設定して自動処理を定義できます。

たとえば、

テーブルにデータが登録される(トリガー) ⇒ Gmailからメール送信する(アクション)

といった定義をしてみます。

さきほどのフォームとつなげて使えば、

・フォームでデータ登録、メールアドレスも入力してもらう ⇒ テーブルに自動でデータ登録(トリガー) ⇒ メールアドレスに自動でメール送信(アクション)

などできます。

設定かんたん!

いろいろなビュー

ひとつのテーブルに様々な種類のビューを複数作成できます。ビューの種類を変えれば、カレンダー形式でデータ表示できたり、またフィルターを設定すれば特定の値を持つデータだけを表示できたりします。

カレンダービュー

無料から利用可能

上記に挙げた機能は無料プランで利用可能です。無料でも十分活用できそうな充実度になっています。

規模が大きくなってくると、有料プランへの変更が必要になってきそうです。

【公式】プランごとの比較

部署内など小規模な範囲のデータ管理であれば、Airtableの無料プランで十分まかなえるかも・・

導入も操作もとにかく簡単で、おもしろいですよ